2019年5月11日土曜日

生殖器の異常

高位鎖肛の場合、生殖器の異常も合併することがあるそうです。

異常としてはいわゆるEDや逆行性射精などがあるようです。しかし機能的なものですから外見的には全く判断付きませんし、機能と言えば第二次性徴以降にわかるものです。これは治療グループもフォローが難しい部分かも知れません。

私の場合は恐らくそうなのでしょう。逆行性射精でいわゆる(外への)射精が起こらないのです。
逆行性射精も様々な程度があるようですが私の場合は全くありません。用手法の精液検査を受けましたがサンプルが尿ではないかとの判断。射精感(いわゆるイッた感じ)はあっても精液(いわゆる精子)が外に出ないのです。

逆行性射精は文字の通りで精子を含んだ精液が出口とは逆の方へ流れる状態です。この場合の逆というのは膀胱です。

ですので射精直後に排尿して精子が尿中にみつかればそれと判断できます。(見つからないから違うとは言えません。)

この状態は男性不妊の原因の一つで私のように先天的なものから外傷や薬剤など様々な原因があるようです。

しかしこの場合でも妊娠の可能性はあります。逆行性射精自体を治療しないでも尿中から精子を回収したり、精巣内の精子(またはその前の段階)を採取する方法があります。採取できる精子の量によって受精のさせ方は変わるのでしょうが精巣でつくられていれば少量でも顕微授精という方法でパートナーの卵子と受精させることが可能です。

不妊治療は費用も精神的・肉体的(パートナーも含む)な負担も大きい治療です。簡単なものではありませんし確実とは言えませんが子供を持てる可能性は十分あるのです。

ただこれについては中学生の時に悩んだ記憶があります。中学生と言えばいわば性に目覚める時期です。雑誌や友人たちとの会話で精液の色や性状について正確とは言えないかもしれませんがある程度の知識が入ってきます。
しかし自分の場合は全く違うのです。
通常の精液は粘性があって白く混濁しているものですが私の場合は白とは程遠くやはり尿のようにしか思えないものでした。赤い血球のようなものが混ざっていた時もあったように思います。

当然のことながら誰にも相談できず自分は他の人とは違うんだという認識を持っていたのだと思います。

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浪人時代 中学・高校と洋楽が大好きで当時流行でもありましたがハードロック/へヴィメタルをよく聴いていました。 当時はレコードが中心の時代です。少ないお小遣いで色々聴きたいのでレンタルしたり中古レコード屋さんめぐりをしたり... そんな生活ですから進路を考えた時に音響...