現在でももちろん問題が全くないわけではありません。
まず具体的には洗腸にかかる時間です。
現在では最短1時間半、標準2~3時間と言った感じです。これはこの瘻孔を使った洗腸を始めたころから変わりません。
満腹時は避けて食後3時間以上開けてから行っています。洗腸液を入れると数分程度で排泄が始まることが多いのですが、どの段階で終わりと判断してよいのか分からないのが問題です。しばらくトイレに座っていて排泄が続かなくなったら終わりと思っていてもトイレから出た瞬間に排泄がまた始まったり、その後身支度している最中に排泄が始まるということも何度もありました。
その予防としてトイレの中でお腹のマッサージをしたり腰を回す運動をしてみたり腹筋を動かして腸を物理的に刺激しています。積極的に排泄を促しているつもりです。
便が固形になるのは下降結腸より下流で上行結腸では泥状とよく言われています。ですから排泄されるものも始めは固形・有形ですがそのうち洗腸液と混ざった泥状のものが出てきます。さらにしばらくすると便の色も薄れたほぼ浣腸液だけと思われるものが出てきます。
こうなれ結腸内にはほぼ何もないはずなので安心して洗腸を終えることができます。
たいていは夜に行うのですが食事の関係で23時ごろから開始です。順当に処理できれば1時前後に終えられるのですがお腹が張ってうまく排泄されない時などは大変です。トイレの中ですが、腹筋運動しているようなものですから時間が長くなると更に疲労が溜まってきます。そのような時はトイレに座ったまま寝てしまうこともあります。
また何度か排泄が始まらずお腹がパンパンに張ってしまったことがありました。その時は食後あまり時間がたっていなかったのでお腹も膨れていてさらに吐き気までしてしまい冷や汗まで出てしまいました。
さらに洗腸後の最初の食事は注意が必要です。なるべく消化がよく脂質の少ないものを少量とるようにしています。少しずつゆっくりと固形の便が作られるようにしたいのです。量が多いとそれだけで腸を刺激しますし、脂質が多い食事は便が柔らかくなりやすいです。いずれもまだ固形になる前の便(洗腸で全てのモノが出ている訳ではないので)の排泄を促してしまう恐れがあるのです。
そのような事もあって体調やスケジュールに合わせて洗腸するようにしています。
調子が良い時は前日の夜に洗腸すると翌日からは排泄がなくなりますが、体調が優れない時は翌日にも泥状の便が少量ずつ出てしまう事もあります。これは洗腸液が残っていたか、大腸まで進んでいなかった食餌が大腸まで進んだ時に大腸の働きが不十分で水分の吸収が十分されずに排泄されてしまったのだろうと思っています。
日頃から睡眠不足には注意して、食事も脂質や炭水化物を摂りすぎないようにしたり、ヨーグルトなども積極的に摂るようにしています。
いわゆる先天性の病気(鎖肛・直腸肛門奇形)で手術を受けたけれど困ったことが続いている状態の人です。
そろそろ終活の時期かと似たようなことで困っている方やお子さんが似た状態の方の助けになれば良いなぁと思ってます。
こちらを最初にご覧ください
2019年4月21日日曜日
2019年4月20日土曜日
現在の状態1
現在の対処法
三十歳を過ぎてから縁あって小児外科受診の機会を得て、状態を評価して頂き治療を再開しました。一般の方と同じように排泄をコントロールするには神経の問題(便が溜まっているとか出そうという感覚)と筋肉(排便のコントロール、つまり便をガマンしたり出すこと)の問題があるので、この場合の治療というのは便失禁を限りなく減らすことが目的になります。
排泄したいという感覚やその排泄を我慢したり排泄を促すと言うのは生まれてから発達してほぼ三歳頃に完成します。それゆえ、私の場合は腸の通り道はほぼ通常の方と同じと言うこともあって、成人してからその神経や筋肉の発達を期待するのは基本的に無理と判断されました。
現在は週に2、3回のグリセリン浣腸液を使った洗腸で日中の便失禁をかなり防げています。洗腸すると大腸の中が空になるので2、3日排便が無くなるからです。勿論食事の量によってその期間は変わりますし、食べ物の種類によっては排便が無くなるどころか逆に下痢(水様便)になってしまうこともあります。
洗腸と言うものも色々な方法がありますが、私の場合は手術をして右脇腹(ヘソよりも下。パンツで隠れる部分。)に小さい穴を手術で開けて、そこから浣腸液を注入しています(順行性洗腸といわれます)。
この位置には理由があります。人の大腸(正確には結腸)は右下腹から始まって上行結腸、横行結腸(背中の真ん中辺りを右から左へ横切る)、下降結腸(左下腹へ下がる)、s状結腸(曲がってお尻の中央へ向かう)、さらに直腸、肛門とつながっています。
ですからこの造設した孔から洗腸液を流し込めば栄養等の吸収がほぼ全て終わった(栄養の吸収は小腸が中心に行われます)便の元を全て洗い流せるのです。(トイレで見るうんちと大腸の中にあるうんちは状態が違うと言われています。とくにうんちは固形といってよい状態ですが上行結腸ではドロドロの状態と言われています。ですから私の場合、洗腸すると最初は形のあるうんちが出てきますが最後の方は下痢ではありませんがグリセリン浣腸液と共に水っぽい便が出てきます。)
皮膚の孔と上行結腸を結ぶパイプの役割をする管が必要ですが、私の場合は小腸を一部分少しだけ切り出して細い管状のものを作ったそうです。その管を皮膚の孔と上行結腸に縫い付けてあるのです。
盲腸がある方の場合は盲腸を管として利用できるので、盲端側(盲腸の先端)に穴を開けて皮膚に作った孔に縫い合わせるそうです。私の場合は盲腸がなかったのでこの方法は取れませんでした。(malone手術・マローン/マローネ手術というようです。こちらの方が体の負担がより少ないのでしょう。)
入院期間は一週間程度だったと思います。入院中は絶食がつらかった記憶がありますがそれまでの排泄管理とは比べられないほど効果があり排泄のことを忘れていられる時間が増やせました。
記事アップします
書き留めていたものをそのままにしてしまっておりました...
体調もさることながら環境まで悪くなってしまいなかなかブログを書こうと言う気力が持てませんでした。
しかし!くよくよしたってはじまらない。今の自分にできることを一つでもやっていこうと思います。
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